ドライフードは、1度開けたら1カ月ぐらいで食べきるぐらいの量がいい。
2ヶ月も3ヶ月も開けたフードを使っている飼主様がいらっしゃる。
これは、酸化しているドライフードを与えていることになる。
1度開けてしまうと酸化はどんどん進んでいく。
酸化物質が入っているにしても酸化しないわけがない。
どんどん酸化していくので、酸化した脂肪を食べていることになる。
そんなフードを食べていれば、癌ができてもおかしくない。
脂肪は、新鮮なものがいいのだが、現状ではそういうわけにはいかないこともあるのと思うので、せめて1カ月で食べきる量のフードにしていただきたい。
油の酸化は、どんどん進んでいく。
いくら抗酸化物質を加えていても進んでいく。
ドライフードが作られて真空でパックされてもゆっくりと酸化は進む。
作られからどのくらいたっているかも大事になる。
賞味期限内であればいいということではなく、できれば作られてからあまり時間がたっていないものを選ぶ。
日本で作られているものならまだいいが、海外で作られたものが船便で日本に入ってきていたりすると作られたフードが3か月前のフードとかになる場合がある。
そうなると酸化はさらに進んでいる。
フードを買う時には、賞味期限だけでなく、製造年月日も注意してみてほしい。
ドライフードは、油の酸化が起こり過酸化脂質になり、発癌性になる。
その為、ドライフードよりは、缶詰フードの方がまだ、酸化が防げる。
ドライフードよりは、缶詰フードの方がまだいい。
ただ、缶詰フードも食べきる量の缶詰フードになる。
缶詰を開けて残ったものを夜にあげるということになると結局その間に酸化は進む。
それでも1日の酸化で済むので、2ヶ月や3ヶ月の酸化ではないので、酸化時間は短くて済む。
ドライフードと缶詰フードのどちらがいいのかと聞かれたときは、缶詰フードの方がいいとお答えしている。
ただ、缶詰フードの方がコストもかかるし、缶詰は重いし、デメリットもある。
ドライフードは、酸化して悪いところを話してきた。
ただ、震災になった時は、ドライフードがいい場合もある。
日持ちもするし、携帯できるし、重さも缶詰フードより軽い。
震災になった直後の時は、ドライフードが支給されると思う。
その時にドライフードを食べないのは、困ることになる。
時には、ドライフードを食べるようにしておくことも大事になるのではないかと思う。
震災の時は、死なないことが大事になる。
そのためには、ドライフードを食べるということも必要だと思う。