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水分が多いと血液が多くなったり、組織液が多くなったりすることで炎症がおきる。
これを東洋医学では、痰飲(たんいん)という。
血液が多くなっていることを瘀血(おけつ)といい、組織液が多くなっていることを痰湿(たんしつ)という。

東洋医学での言い方になると体が拒否反応を起こしてしまい、わかりにくくなる方もいると思うが、そういう言い方だと軽く流してほしい。

瘀血というのは、聞いたことがある方もいるかもしれない。
瘀血は、血が多くなり、血液循環が悪くなり、循環が悪くなると塊ができたり、関節が硬くなったり、運動障害が起きたり、結節ができたり、苔癬化(たいせんか)といって皮膚が黒く厚くなったり、色素沈着が起きたりする。

しもやけができる人は、しもやけをイメージしてもらえるといい。
血液循環が悪くなって、血が滞り、痒みが出て、赤くなって炎症が起きる。
これが瘀血として一番イメージしやすいと思う。
しもやけを治すときにマッサージして血流をよくしたり、温めたりする。

それと同じように瘀血の治療は、血液の流れが悪くなっているので、血液の流れをよくして、滞りを改善させるようにする。
マッサージをすることで血の流れをよくしたり、氣の流れをよくしたり、筋膜を整えたりする。

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水分が多くなって浮腫んで血の流れが悪くなっている場合は、浮腫みをとるような食材を使って、おしっこから出すようする。
そうすると浮腫みが取れて血の流れがよくなり、改善しやすくなる。

浮腫みを取るためには、マッサージとおしっことして出すような食材を使う。

カリウムが多い食材は、利尿効果があるため浮腫みを取る食材として使う。
大根やキュウリ、瓜系、パセリ、シソ、ズッキーニなどの食材である。

体を温めるのに生姜も使う。
生の生姜は、一過性に温まるが、パウダーの生姜は、持続的に温める力は強い。

利尿効果がある食材を使って浮腫みを取って、生姜で体を温めることで、血流をよくすることで改善をする。

浮腫みがあるところは、血液の流れもリンパの流れも悪くなっていることが多い。
その浮腫みがあるところには、脂肪がついていることがある。

足先の浮腫みは、あまり足先には脂肪がないため、循環不全の事が多い。
背中、胸、お腹、胴回り、臀部など、脂肪がつきやすいところは浮腫みやすくなる。

人でも脂肪は血液循環やリンパの循環が悪いためセルライトになってしまい、余計に脂肪が落ちなくなることがあると思います。
それと同じで、動物でも脂肪がついているところは浮腫みやすいので、循環が悪くなり、余計に痩せにくくなる。

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