糖質と脂質をどうやって減らすかということが、脂肪太りのタイプのメタボは課題になる。
そのため、ドライフードも缶詰フードもかなり注意して選択する必要がある。
それがなかなか難しい。
糖質と脂質をどちらもコントロールすることは、既製品である以上できない。
もう入ってしまっている。
現状で脂肪太りしている場合は、すでに取り過ぎているので、さらに取ってしまうともっと取りすぎになってしまうので、どこかで制限しなくてはいけないのに、どうしても既製品のフードには、脂質が入ってしまっていることが多い。
全く脂質が入っていないフードというのはないはずである。
そうなるとどうしても制限ができない。
その点、手作り食はこちらで糖質も脂質もコントロールすることができる。
手作り食を作ってもらう時に炭水化物を入れないで作ってもらえれば糖質は制限できる。
これが手作り食の利点である。
手作り食にすると糖質と脂質のコントロールができることも利点である。
炭水化物を入れないで作れば、糖質の制限ができる。
糖質は取らなくてもよいが、脂質は必要になるため肉の油を取ることになる。
脂肪太りしている場合は、少ない方がいいのでささみを使っていく。
そうすれば、こちらで糖質も脂質もコントロールすることができる。
脂肪太りが改善されて、必要であれば炭水化物も入れていくし、脂質も他の肉に変えて取っていくようにする。
最初の段階では、脂肪太りしている場合はどうしても制限が必要になるので、最初だけでも手作り食にしてもらえるといい。
脂肪太りしているタイプのメタボは、浮腫んでいるタイプのメタボより減量が難しい。
食べ過ぎると食欲が増す
手作り食の話とは、ちょっと違うが食欲の話をする。
生きていくためには、食事を取らないと生きていけないので、お腹がすくようになっている。
お腹がすけば、食べたくなる。
生きていくためにはエネルギーが必要になるので、食べたくなるのは当然だ。
食べ過ぎでも食欲が増してしまう。
食べ過ぎると食べ過ぎた食事を消化するエネルギーや代謝するエネルギーが必要になるためにさらに食べたくなってしまう。
食べ過ぎたものが消化できなかったり、代謝できなかったりするにも関わらず、その消化できないものを消化させるエネルギーや、代謝できず溜まったものを代謝するエネルギーがさらに必要になるために、もっと食べたくなるという悪循環になる。
体は、消化できなかったものをじっとこらえて消化したり、代謝できなかったものを代謝するまで使い続けるということができない。
この悪循環にはまるとどんどん食べたくなり、本来であれば体としてはそこまで必要がないのに、もっとエネルギーをくれ、もっとエネルギーくれという状態になり、さらに食べたくなってしまう。
動物がほしがるからといって、あげ過ぎてはいけない。
あげ過ぎれば、どんどんはまってしまうことになる。